騙される男が 嘘をついていないと思うのはなんともお気楽だなぁ

ごめんな、あんたが惚れたのは私じゃないんだよ。私が演じてる架空の女なんだよ。この世のどこにも存在しない女なんだよ

「嘘ばっかり」だの「またそんなこと言ってー」だの「どうせ商売でしょ?」だの「みんなそう言うんだよねー」だの、やたら卑屈になる馬鹿。救いようがない。
あーあーその通りですよ。商売でやってますよ。当たり前だろ、金貰ってやってんだからよ。本音だけでやってけるほど甘い世界じゃねえんだよ。

ほんとに馬鹿だと思うのが、こういう奴に限って「今度ご飯でも食べに行こうねー」とか言って誘うと、あっさりひっかかるんだよな。何なんだか一体。もちろんきれいにすっぽかしてやるけどな(そしてそいつは更に卑屈になるんだろう)。


そもそも女なんてものは、絶対に男より嘘をつくのが上手くて、男よりズルくて、男より芝居が上手いものだ。これはもう本能的なものじゃないかと思う。男よりも腕力的、体力的に劣った女という生き物は、こうした部分を強化して、自分の身を守るのではないだろうか。

風俗嬢と恋愛


まぁ、男も女も、相手を騙して、こいつオレに騙されるなんてバカだなぁ、騙している自分の方が上と
相手を下に置くことで、自分を上に置いて、ささやかな満足感を得ている。

そういう救いようのない生き物なんだよね 人間って。

世の中必要なのは、正味 楽しく騙される技術。